悪夢

不眠症や過眠症などの睡眠障害の症状のチェックや対処法、原因と治療の解説。これだけは知っておきたい睡眠障害の基礎知識。
2,000人以上が不眠症を克服!話題の不眠症克服法
 不眠症に関する書籍の著者でもある浜松医科大学名誉教授で精神医学博士の高田明和が学会で発表・実践し、2,000人以上の治療を行ってきた不眠症克服方法。不眠症で眠れない夜を過ごしている方へ深い眠りにつける方法を解説しています。
悪夢

毎晩のように、ベッドの中で「悪夢」に悩まされて、困っているという人もいると思います。しかし、残念ながら「悪夢」の原因については、医学的には解明されていません。

夢は、誰もがいつも見ているものですが、たいてい、詳しく覚えていることは少ないものです。夢の内容にもいろいろなものがあり、悪い夢の方が、特によく記憶しているものです。そのため、多くの場合が悪夢となるのです。悪夢は、病気ではないので、ほとんどの場合、治療の対象にはなりません。しかし、レム睡眠の状態の時の方が、夢を見る割合が多くなることから、悪夢をよく見るということは、睡眠の質が悪くなっていることが考えられます。

悪夢を頻繁に見る人の割合は、5~10%と報告されています。その原因としては、精神的なストレスやトラウマがあること、レム睡眠が増えて、睡眠自体に障害があることなどがあげられます。ストレスやトラウマがある場合は、レム睡眠が増えることで、睡眠障害が起き、悪夢を見ることにつながります。

レム睡眠が増える原因は、精神的なものとは別に、生活面にも問題がある場合が多いようです。それは、寝室の温度や湿度が快適でなかったり、生活のリズムが乱れていることなどです。ただし、問題となるのは、こういった原因が、はっきりと見つからないことが多いことです。

悪夢に対しての、効果的な対策は、あまりないようです。しかし、明確な原因がはっきりしている場合は、精神療法を行うことによって、効果があるようです。また、睡眠薬の多くは、レム睡眠を減らす効果があるので、悪夢によって、どうしても寝不足になってしまうという人は、睡眠薬を服用することで効果が出ることがあります。専門の医師に、症状をはっきりと伝え、睡眠薬の処方箋を頼むと良いでしょう。

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睡眠の役割についてご紹介します。ほとんどの人が、夜になると自然と眠くなりますよね。そして、朝になると目が覚めます。人間の身体のこのリズムは、脳の中にある「生体時計」というものがコントロールしています。明け方には、最も体温が低くなります。そして昼間に上昇していきます。そして、夕方にかけてがピークになっていきます。その後に、徐々に下がっていきます。

人間は、体温が下がってくるとだんだんと眠くなってくるものです。この体温とは、深部体温という体の内部(脳や腸など)の温度のことです。このようにして人間は、生体時計の働きや深部体温により眠くなったり目覚めたりするものです。 そもそも、睡眠とは、どのような役割があるのかというと睡眠をとることで、体だけでなく、脳も休むことができます。また、深い睡眠の間には、成長ホルモンが集中的に分泌されます。

さらに睡眠により、脳の過熱を防いでくれます。 あったかいお風呂に入れば深部体温は上昇します。そして入浴した後、入眠しやすくなります。 そして、その時生じる脳の過熱を睡眠によって防いでいるということなのです。睡眠の中でも 徐波睡眠という深い睡眠の状態は深部体温を大きく下げる働きがあるのです。睡眠中は、人間は、エネルギーを保存しています。起きている間は、体の中の物質を酸化させエネルギーをつくり出して、それを心と身体を活動させる動力にしているのです。