睡眠時遊行症

不眠症や過眠症などの睡眠障害の症状のチェックや対処法、原因と治療の解説。これだけは知っておきたい睡眠障害の基礎知識。
2,000人以上が不眠症を克服!話題の不眠症克服法
 不眠症に関する書籍の著者でもある浜松医科大学名誉教授で精神医学博士の高田明和が学会で発表・実践し、2,000人以上の治療を行ってきた不眠症克服方法。不眠症で眠れない夜を過ごしている方へ深い眠りにつける方法を解説しています。
睡眠時遊行症

睡眠障害の中で、睡眠中に現れる症状のひとつに、睡眠時遊行症(Sleep walking)というものがあります。これは、いわゆる「夢遊病」と呼ばれるものです。この症状は、小児の10%以上に現れるという報告もあります。

たいていは、とても深い、ノンレム睡眠の時に現れます。そのため、入眠してから1時間前後に認められることが多いです。発症する年齢は、4歳~8歳くらいで、ほとんどの場合、この症状は、遅くても思春期までには見られなくなります。

このように、多くの場合、それほど心配する必要はありませんが、てんかんなど、他の病気によって、その症状が併発するというケースもあります。また、自宅以外で寝泊りする場合には、事故を起こさないよう、注意が必要です。症状がひどい場合には、必ず医師に相談しましょう。

症状が現れて、遊行している最中には、起こさないようにしてください。遊行中は、とても深く眠っている状態なので、無理に起こさないで、布団に戻してあげるようにしてください。睡眠時遊行症は、正常の範囲内の症状とされているので、症状を抑えるような薬は、ほとんどありません。抗うつ薬で症状が抑えられたというケースも報告されているようです。しかし、必ず症状を抑えることができるという薬は、あまりないようです。

自宅でできる対策法としては、もし、症状が現れる時間が、毎晩、おおよそ決まっているようであれば、その時間の15~30分前になったら、強制的に起こすということを、5日~30日くらい、続けてみてください。確実ではありませんが、この方法で治ることもあります。

また、症状を悪化させないために、ストレスや疲労をためないようにしましょう。一部の薬によっては、症状を悪化させるということもあります。薬を服用する際には、医師や薬剤師に相談しましょう。

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睡眠障害でお悩みの方へ 新着情報

睡眠の役割についてご紹介します。ほとんどの人が、夜になると自然と眠くなりますよね。そして、朝になると目が覚めます。人間の身体のこのリズムは、脳の中にある「生体時計」というものがコントロールしています。明け方には、最も体温が低くなります。そして昼間に上昇していきます。そして、夕方にかけてがピークになっていきます。その後に、徐々に下がっていきます。

人間は、体温が下がってくるとだんだんと眠くなってくるものです。この体温とは、深部体温という体の内部(脳や腸など)の温度のことです。このようにして人間は、生体時計の働きや深部体温により眠くなったり目覚めたりするものです。 そもそも、睡眠とは、どのような役割があるのかというと睡眠をとることで、体だけでなく、脳も休むことができます。また、深い睡眠の間には、成長ホルモンが集中的に分泌されます。

さらに睡眠により、脳の過熱を防いでくれます。 あったかいお風呂に入れば深部体温は上昇します。そして入浴した後、入眠しやすくなります。 そして、その時生じる脳の過熱を睡眠によって防いでいるということなのです。睡眠の中でも 徐波睡眠という深い睡眠の状態は深部体温を大きく下げる働きがあるのです。睡眠中は、人間は、エネルギーを保存しています。起きている間は、体の中の物質を酸化させエネルギーをつくり出して、それを心と身体を活動させる動力にしているのです。