睡眠時無呼吸症候群

不眠症や過眠症などの睡眠障害の症状のチェックや対処法、原因と治療の解説。これだけは知っておきたい睡眠障害の基礎知識。
2,000人以上が不眠症を克服!話題の不眠症克服法
 不眠症に関する書籍の著者でもある浜松医科大学名誉教授で精神医学博士の高田明和が学会で発表・実践し、2,000人以上の治療を行ってきた不眠症克服方法。不眠症で眠れない夜を過ごしている方へ深い眠りにつける方法を解説しています。
睡眠時無呼吸症候群

睡眠中というのは、舌の筋肉や喉の奥の筋肉が緩むことで、気道が狭くなっています。そして、口内の軟部組織が振動することで起こる音が、「いびき」です。年齢が上がれば上がるほど、いびきをかく人は多くなります。一晩の間に一回以上はいびきをかくという人は、60代では男性が60%、女性が45%だそうです。また、お酒を飲み過ぎたときや、身体がとても疲れているとき、扁桃腺炎や鼻炎などの病気のときなども、いびきをかきやすいときです。

いびき対策としては、いくつかの方法があります。 寝るときは、あおむけで寝ると気道が狭くなるので、横向きで眠るようにしましょう。また、気道を確保しやすくするために、高めの枕にするのも効果があります。生活習慣の面から、改善していくことも大事です。肥満気味なら、ダイエットを心がけたり、お酒の飲み過ぎという人は、控えめにするようにしましょう。

いびきには、心配のないいびきと、危険ないびきがあります。 軽いいびきなら、他の人に迷惑を与えてしまうかもしれません。しかし、健康上では、特に心配する必要はありません。

しかし、中には、「睡眠時無呼吸症候群」という、睡眠障害にかかっている人もいます。この病気は、寝ている間に、10秒以上の無呼吸の状態が続き、それが1晩に、30回以上も起きるという病気です。この病気の人の多くは、大きないびきをした後に、急にいびきが止まって、大無呼吸の状態になります。無呼吸状態の後、「ヒュー」という、空気が抜けたような音がしたり、「グググッ」というような大きないびきをするようなら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

無呼吸の時は、酸欠状態にあります。そのため、動脈硬化や高血圧などの原因にもなり得ます。また、心不全や脳梗塞などの重大な病気になる危険性もありますので、注意が必要です。

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睡眠の役割についてご紹介します。ほとんどの人が、夜になると自然と眠くなりますよね。そして、朝になると目が覚めます。人間の身体のこのリズムは、脳の中にある「生体時計」というものがコントロールしています。明け方には、最も体温が低くなります。そして昼間に上昇していきます。そして、夕方にかけてがピークになっていきます。その後に、徐々に下がっていきます。

人間は、体温が下がってくるとだんだんと眠くなってくるものです。この体温とは、深部体温という体の内部(脳や腸など)の温度のことです。このようにして人間は、生体時計の働きや深部体温により眠くなったり目覚めたりするものです。 そもそも、睡眠とは、どのような役割があるのかというと睡眠をとることで、体だけでなく、脳も休むことができます。また、深い睡眠の間には、成長ホルモンが集中的に分泌されます。

さらに睡眠により、脳の過熱を防いでくれます。 あったかいお風呂に入れば深部体温は上昇します。そして入浴した後、入眠しやすくなります。 そして、その時生じる脳の過熱を睡眠によって防いでいるということなのです。睡眠の中でも 徐波睡眠という深い睡眠の状態は深部体温を大きく下げる働きがあるのです。睡眠中は、人間は、エネルギーを保存しています。起きている間は、体の中の物質を酸化させエネルギーをつくり出して、それを心と身体を活動させる動力にしているのです。